手書き風アニメーションを簡単に作る[After Effects]

この動画では、Adobeのイラストレーターとアフターエフェクトを使って、
文字を手書き風にアニメーションさせる方法をご紹介いたします。
手順はとても簡単なので、3STEPでアニメーションを作ることができます。
ではまず、STEP1から見ていきましょう。
動画でも紹介してるので、是非ご覧ください!
Contents index
STEP1.イラストを用意しましょう
手順としては、まずイラストレーターで手書き風に表示させたいイラストを作成します。
今回は、サンプルとして当チャンネルのロゴを使ってご説明いたします。
このイラストは、すべてペンツールを使用して作られています。
例としてこのイラストを使用しますが、お好きなイラストを製作して
アニメーションをさせる準備をしましょう。
STEP2.After Effectsでプロジェクトを作ってイラストを読み込む
まず、新規プロジェクトを製作しましょう。
プロジェクトを製作したら、次は新規コンポジションを製作します。
ここでは動画サイズなどをプリセットから選択することができます。
使用用途に応じて、お好きなプリセットでコンポジションを製作しましょう。
次に先ほど製作したイラストをアフターエフェクトに読み込みをさせます。
アフターエフェクトのメニューから、ファイルを選択し、
読み込みという項目からファイルを選択します。
STEP1で製作したイラストを選択します。
オプションの読み込みの種類を、コンポジション・もしくはレイヤーサイズを維持を選択しておきます。
ここで注意ですが、先に、読み込みの種類を選択しても、読み込みたいファイルを後から選択しても
読み込みの種類がリセットされるので、注意が必要です。
選択が終わったら、右下の開くボタンをクリックします。
読み込みが終わると、左のウインドウに、先ほどのファイルのコンポジションとフォルダーが
出てきますので、コンポジションの方をダブルクリックで開きます。
真っ黒な画像が表示されますが、この画像の上で右クリック、ベクトルレイヤーからシェイプを作成という項目をクリックします。
すると黒い画像上にシェイプパスとしてイラストが表示されます。
選択した状態でコマンドCでコピーしておきます。
STEP3.イラストを手書き風にするための設定を加えよう
先ほど新規で製作したコンポジションに戻ります。
コマンドVで先ほどコピーしたシェイプレイヤーをペーストします。
内容物を開くと、コンテンツと、トランスフォームという項目があるかと思います。
コンテンツを開き、グループが複数製作されているかと思いますが、
上から下に向けて表示される順番となります。
このままではイラストが右から表示されてしますので、左から表示していくために、
グループの順番を入れ替えます。
次にコンテンツを選択した状態で、横にある追加という項目の中から
パスのトリミングをクリックして追加します。
パスのトリミングが追加されたと思いますので、開き、
動画の最初にフレームを合わせてキーフレームを打ち込みます。
まずは終了点の横にあるストップウォッチをクリックして0%にしておきます。
次にアニメーションを完了させたいタイミングにキーフレームを打ちます。
適当な箇所にフレームを合わせ、終了点を100%にします。
これで手書き風のアニメーションが完成です。
細かな設定としては、パスのトリミングの項目内に、
複数のシェイプをトリムという項目があるのですが、
「同時に・個別に」という2つの設定があります。
「同時に」は、コンテンツ内のグループが”同時に”描画されます。
「個別に」は、コンテンツ内のグループ順にレイヤーが”個別に”表示されます。
今回は手書き風で一発書きのように表現したいので、「個別に」で設定します。
この設定を加えることで、左から右への手書き風アニメーションが完成します。
最後に
以上の3STEPで、手書き風のアニメーションを製作することができるので、
ちょっとした手間で動画を素敵にアレンジすることができます。
ぜひ参考になればと思います。